People searching desperately outside themselves,
Caught up in thinking of what never helped
And I'd forgotten too that love exist inside of me as in those that I wanted from-

I feel you now





07.J'aime les gens qu'il est plus difficile d'esperer le bonheur.





頭が上手く働かない、きっと昨日眠れなかったせいだろう。
昨日の図書館での出来事、景吾の泣きそうな顔、アキラ対する嫉妬、全てが頭を巡る。

まさか、こんなにも後悔することになるだなんて思いもしなかった。
どうしてあの時にアキラに本当のことを言わなかったのか、どうして景吾と別れたのか。

そんなことばかり考えてしまって泣きたくないのに涙が流れ、眠ることさえ出来ない。
アキラと景吾のことを考えるだけでアキラへの嫉妬が募っていく。


「…悪いのは私なのに。アキラは何も悪くない」


こんな気持ちになんてなりたくない。
全てを忘れてしまうことが出来たならどれだけ幸せだろう。
こんな醜い気持ちを持ってしまう自分がどうしようもなく嫌だ。



『何で、何で俺のことを見ねぇ…何で目を逸らすっ…!』

、俺を見ろ』




景吾の悲哀を含んだ声が私の中を駆け巡る。
お願いだから今更そんな言葉を言わないで、私にはもう貴方を見る資格なんてないのよ。


「どうして…どうして今もまだこんなに好きなのよっ!」


返して、お願いだから彼を返してよ。私の彼を奪らないでよ。
こんなこと思いたくない、アキラは私の大切な友達なのに嫉妬で可笑しくなりそうだ。


「好きなの、景吾が……今でも、忘れられないっ」




ピーンポーン…。
突然家の呼び鈴が鳴る音が耳に入ってき、私はハッと顔を上げ涙を拭った。
鏡で1度自分の顔を見直し、目が充血しているだけで腫れていなかったことに安心すると玄関へ向かう。
ドアの鍵を外すと、ゆっくりとドアを開けた。


「あ、!何か眠そうな顔してるけど、ちゃんと起きてた?」
「…ア、キラ」


玄関先に笑顔で立っていたのは今最も会いたくない相手。
どうしてこんな時に会いに来たりするの?
これ以上私を醜くさせないでよ。


何か不健康そうな顔してるし、私と外でお茶でもしに行かない?」


そう言って私に微笑みかけてくる姿はやっぱり私の大切な親友。
私には景吾もアキラも同じくらい大切だ。
だけど大切な彼女でもやっぱり嫉妬心を抱いてしまう。
どうすればこんな思いから解放されるのだろう。


、聞いてる?早く用意してきて!」
「あ、でも私今日は…」


私は断りの言葉を紡ごうとするが、 強引なアキラは有無を言わせない様子で私の背中を押してグイグイと家の中へと入ってくる。


「はい、5分で用意してね!」
「え、でも私…」
「早く!用意しないなら今の格好で連れてくよ?」


そんないつにも況して強引なアキラの態度に私は断りを入れる術がなかった。
複雑な心境のまま取り敢えず顔を洗い出かけられる格好に着替える。


「よし!用意出来たね、じゃあ昼食も兼ねていつものカフェ行こう」
「う、うん…」


私の家を後にし、向かうのは私たちが行きなれてほぼ常連であると言えるカフェ。
あそこは景吾もたまに利用する。

カフェへ行く途中でいつもより元気のない私。
いつも以上に元気のアキラは笑顔で話を振ってくる。
アキラの話に私は嘘の笑顔で相槌を打っていく。


「…やだな、こんな気持ち」


誰にも聴こえないような声でそう呟く。
アキラの明るい笑顔を見るたびに募ってしまう嫉妬心でいたたまれなくなる。

どうして何も上手くいかないんだろう。
どうして彼を好きになったの?
どうして私はアキラの親友なの?
アキラはどうして景吾を好きになったりしたの?


神様は残酷だ。
これが私の運命だというのなら私は神を恨むしかない。


どうして私と景吾を出会わせたの?
どうしてアキラと景吾を出会わせたの?
どうして…?


『フッ、俺の名は跡部だ、跡部景吾』
気がついたら、もういつの間にか貴方を好きになっていたの


『あぁ!私が好きになったんだからは駄目よ!』
違うよ、だって私はもうずっと前から景吾が好きなんだから




どうすれば誰もが傷つかずに幸せになれるの……。





b a c k   or   n e x t
またまた跡部が登場しないターン。それにしても自分で書いておきながらあれなんですけど、 ウジウジする子って嫌いなんですよね。なんか見ててイライラする。ハッキリしろよ!みたいな。 でもこういうちょっと切ない感じの心理描写…っていうんですかね、は書いてて楽しいんです。 ウジウジした子は嫌いだけどウジウジした描写を書くのは楽しいみたいな(笑
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(2010.02.03 スルガ)